GoogleDrive のファイル操作(アップロード/ダウンロード)を自動化する
Pythonを使って「GoogleDriveへファイルアップロード」「GoogleDriveからのファイルダウンロード」を実現する手順を解説します。
概要
- GoogleDriveへ自動アクセスするため
Google Cloud project
を登録します。 - GoogleDriveへログインし、認証コードを取得します。
- 認証コードからアクセストークンを取得します。
- アクセストークンを利用してGoogle Drive APIにより「GoogleDriveへのファイル アップロード」「GoogleDriveからのファイルダウンロード」を実現します。
GoogleDriveへ自動アクセスするためGoogle Cloud project
を登録
-
下記手順を参考に
Google Cloud project
を登録します。
Create a Google Cloud project
操作はGoogle Cloud consoleから実施します。
-
ライブラリを選択します。
-
Google Drive を検索し有効化します。
OAuthの設定
-
下記手順を参考に
OAuth
を設定します。 Configure the OAuth consent screen
操作はGoogle Cloud consoleから実施します。 -
OAuth 同意画面を選択します。
-
OAuth を設定します。
-
../auth/drive
を選択します
-
アプリを公開します。
-
下記手順を参考に認証情報を作成します。 OAuth client ID credentials
-
承認済みのリダイレクト URIに
http://localhost:4200/
を設定します。
-
クライアントID と クライアントシークレット を取得します。
GoogleDriveへログインし、認証コードを取得
- 下記手順を参考にGoogleDriveへのサインインを組み込みます。
Google の OAuth 2.0 サーバーにリダイレクトする
トークン取得用URLを作成し、ブラウザへ貼り付けます。
- 下記の
client_id=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
には上記で取得したクライアントIDを指定します。
https://accounts.google.com/o/oauth2/v2/auth?scope=https%3A//www.googleapis.com/auth/drive&access_type=offline&response_type=code&redirect_uri=http%3A%2F%2Flocalhost%3A4200%2F&client_id=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
-
サインインが完了すると認証コードが発行されるので取得します。
-
code=xxxxxxxxxxxxx
と表示されます。このxxxxxxxxxxxxx
が認証コードです。
注意
URLに表示される認証コードはURLエンコードされています。
認証コードはデコードしてから利用する必要があります。
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参考サイト